【シニアトレンド】2021年結果&2022年予測を解説!

2022年が始まり早くも1月半ばとなりました。今回は、女性誌部数No.1雑誌「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク生きかた上手研究所が発表した2021年シニアトレンドと、2022年のシニアトレンド予測を紹介していきたいと思います。

2021シニアトレンド結果

出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」

1.“親目線”推し活

次世代アスリートやリーダーシップのある若い知事への応援マインド高まる。 「若い選手が自分の限界に挑戦して、自身を表現した結果がメダルというのが新競技の特徴と思った」

2021年の新語・流行語大賞にもノミネートされている「推し活」とは、アイドルや俳優、歌手、アニメのキャラクターなど、自分が好きになった対象を応援する活動のことです。ライブやイベントに行ったり、グッズを買ったり、友達と語ったりなどのすべての行動が推し活となります。

今回のワードは“親目線”と記載されているので、自分から見て子供や孫世代を対象とした推し活となります。実際に60代女性の間でアイドルのDVD/ブルーレイが2.6倍の取引増(出典:ラクマラボ)とのデータが発表されています。

2.スマートシニア元年

シニア女性のスマホ保有率が調査以来、今年初めて9割超。 「スマホ決済とかワクチン接種の予約など、ネットを使えないことで損をしたくない」

シニア世代でも使いやすいスマートフォン機種も年々と増加しており、様々なアプリを入れて使用している方も多いのではないでしょうか。スマートフォンは便利な機能がたくさんあります。お買い物の際にスマートフォンをかざすだけで支払えたり、買い物したレシートの写真を撮るだけで家計簿に自動入力してくれたり、ATMへ行かなくても振込できたりなど、他にも便利な機能がたくさんあります。

いくつかメリットだけをお伝えしましたが、有名な会社になりすましURLをクリックすると個人情報を抜き取る迷惑メールや、スマートフォンを落とした場合に備えてロックをかけたり、少し複雑なパスワードにして個人情報を守りながら使用してみて下さいね。

3.華やかマスク

顔を華やかに見せたいシニア女性にとって、マスクは手軽に個性が演出でき顔を明るくできるメイクアイテム。 若い世代がマスク生活で眉やアイメイクなど顔の上半分に凝るのとは対象的に、シニア世代は顔の下半分に凝るように。 「呼吸が苦しくて、コロナが終わったら早く外したいと思っていたが最近は違う。マスクは口もとのしわやほうれい線、たるみが隠せてむしろ都合が良い」

コロナウイルス感染拡大でマスク着用をする日が増え、通常の白マスクから、今ではカラーマスクや柄マスクなど様々な種類のマスクが販売されています。

また、ハンドメイドサイトなどで手作りのマスクを出品してる方もいます。今後もしばらくはマスク生活が続くと思うので、ぜひお気に入りのマスクを探してみて下さいね♪

4.本気いたわりグッズ

コロナ禍2年目、シニア世代はメンタルよりも慢性的なカラダの疲れがお悩みに。「室内用のルームサンダル」「ラクに着られるリカバリールームウエア」「身体の寝ぐせを考えた敷き布団・抱き枕」等、良質な疲れ取りグッズがヒット。

現在もコロナウイルス感染拡大でお家で過ごす時間が多い方もいるかと思います。またコロナ渦になってから家具や家電などを見直した方も多いのではないでしょうか。

過去の記事でシニア世代の利用が増えている電子書籍について紹介しているのでぜひご覧ください♪(【シニア人気趣味‘読書‘】電子書籍とは?利用するシニアが急増中!

5.“おさぼり上手”料理

「おさぼり上手」提案がヒット。「たんぱく質が手軽にしっかりとれる一汁一菜レシピ」や「あんかけの具」(冷凍食品)など、手間をかけなくてもおいしい料理が受け入れられるように。

コロナウイルス感染拡大の影響もあってか外食できない、また食事を作り続けて疲れたという背景があり、「ハルメク」の読者からは、一汁三菜ではなく、一汁一菜で十分に栄養が摂れる「たんぱく質が手軽にしっかりとれる一汁一菜レシピ」や、一食でバランス良い食事ができる「あんかけの具」(冷凍食品)が好評だったようです。また、スーパーや通販サイトでも冷凍食品とは思えないほどのクオリティ高い商品や、栄養価の高いものも販売されています。

6.カジュアル就活

自宅療養、終末期が身近になった2021。これまであまりオープンに語られなかった死についてカジュアルに語る「デスカフェ」が話題に。「死生観光トランプ」等のツールを使いながら語らう場も登場。また、瀬戸内寂聴さんが遺した前向きな言葉にも共感が続々。

自宅療養、終末期、看取りなどの話題が身近になった2021年。これまであまりオープンに語られなかった「死」についてカジュアルに語る「デスカフェ」というオンラインワークショップが話題となりました。

7.古着でSDGs

“SDGs”と意識せずとも自然に取り組むシニア世代。衣類等の寄付が途上国のポリオワクチンになる「ハルメク 古着でワクチン」の寄付額が100万人分を突破。誰かのためになりたいという気持ちが後押しに。

「ハルメク」が行った「ただ捨てるだけではもったいない」と有料の衣類寄付キット「ハルメク 古着でワクチン」がヒットしました。衣類などの寄付が途上国のポリオワクチン接種の資金になる取り組みで、100万人分のワクチン提供を突破したそうです。

8.おうちで検診

コロナ禍で病院に行くことが難しくなった状況で、「血液・尿検査」を自宅で簡単にできる郵送型検査キット「おうちでドック」などの自宅ヘルスケアサービス等の利用が増加。

コロナウイルス感染拡大で気軽に病院に行けない方に向けた自宅で受けられる人間ドック。数滴の血液や尿を調べて、乳がんや子宮がんなどの女性がかかりやすいがん、そして糖尿病、動脈硬化等を自宅で安価に検査できます。

2022シニアトレンド予測

出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」

1.プチ贅沢×プチおやつ

かわいい見映えと食べ応えで若者の間で人気となった「マリトッツォ」。同じスイーツ好きでも、太りたくないから量は少なめ、かつカラダに優しい美味しいおやつが欲しいというシニア女性のわがままニーズを叶える「ひと口で満足できるヘルシーおやつ」が来ると予測。

コンビニやスーパーでも低糖質や低カロリーのスイーツが多々発売されていますよね。最近では有名なパティシエやスイーツショップとのコラボ商品も多く見かけます…!

2.リベンジ小旅行×シューズ

元々お出かけ好きで旅行に行けていないうっぷんが蓄積しているシニア世代。お出かけにまつわる反動消費とともに、シニアにとって健康維持のためにも重要なアイテムである靴の需要が高まると予測。

感染拡大が落ち着かないので旅行に行けるのはまだ先になりそうですが、長い期間行けてないからこそ多くの場所を回りたい方も多いのではないでしょうか。たくさん歩くために足にフィットするシューズや、靴底がやわらかく足に負担のかかりにくいシューズも多いのでぜひ探してみて下さいね。

3.ポジティブカラー×シーズンフリー

衣替えしない“シーズンフリー”の流れ。シニア女性が元々好きな、気持ちが明るくなる“ポジティブカラー”に加え、「長持ちする」「使いまわせる」「応用できる」という季節を気にせず着られることがこれからの重視ポイントに。

シニア女性は気持ちが明るくなるような“ポジティブカラー”が好きな傾向にあります。このような好みを把握し、ハルメクでは「イージーケアシンプルセーター」を発売しています。

ソフトイエロー、ベビーブルー、ピンクのポジティブカラーが人気で、カラーだけでなく、春先まで使用でき、長持ちすることも人気の理由だそうです。

4.シニア×フェムテック

女性特有の健康課題ソリューションとして注目されるフェムテック。 更年期後の女性のカラダの研究も進み、世代特有のニーズに応える商品も増えると予測。

フェムテックとは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語です。女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品(製品)やサービスのことです。日本でも女性に寄り添ったフェムテックセミナーやフェムテック商品のみを取り扱っているオンラインストアなどがあります。

今後は、更年期後の悩みや女性ホルモンに関する不調などのニーズに応える商品も増えると予想されています。

5.健康寿命+貢献寿命

シニア世代の強みである「経験・知識」「人脈」に「デジタル進出」がプラスされ、社会で活躍するシニアが増える。健康寿命だけでなく、誰かの役にたっていると感じられる貢献寿命を伸ばしてこそ幸せな人生設計の新たなカギになると予測。

これまでは「健康寿命を延ばすことが幸せにつながる」と言われてきました。今後は、元気に過ごせる健康寿命だけではなく、これまでの知識と経験を活かし貢献寿命も重視されていくのではないかと予想しています。

 

いかがでしたか。今回は、ハルメクから発表された2021シニアトレンド&2022シニアトレンド予測をお伝えいたしました。気になるワードがあればぜひ調べてみて下さいね♪

 

▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ おすすめ記事 ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽

【50代~年代別】人気のファッション雑誌&生活情報雑誌特集!

【幸せホルモンについて徹底解説!】化粧品を使うと出てくるって本当…?

【美容・健康】40代~ブログおすすめ6選

【乾燥対策】有効な食品飲料とボディケア用品を紹介!

クレシェール化粧品公式LINEでは最新情報やお得な情報を発信中!

ぜひ友達追加してくださいね♡