コロナウイルスが感染拡大してからお家の中で過ごす日が増え、外出する機会が減った方がほとんどだと思います。
外出自粛でウイルスを防ぐことはできても、お家の中でだけ歩いたり運動不足が続くと、心身の機能が低下して動けなくなります。今回はそのような環境でおこってしまう「生活不活発病」についてお伝えしていきたいと思います。
身体に影響する生活不活発病とは?
「生活が不活発になった」ことが原因となり、あらゆる体や頭の働きが低下する病気です。
いったんはじまると悪循環をつくって進行していきます。まず、「動かない(生活が不活発)」ことにより生活不活発病が生じます。
どういった時に起こりやすい?
現在だとコロナウイルス感染拡大で外出を控えないといけない状況で増加していますが、地震、台風、大雨等の災害、感染症の流行などによって、「動きたくても動けない」「動かない」状態が続くと、生活不活発病が起こりやすくなります。
生活不活発病になるとどうなる?
歩くことや身の回りのことなどの生活動作が行いにくくなったり、疲れやすくなったりして、「動けない」、「動きにくい」状態になります。
「動けない」、「動きにくい」ので、ますます「動かない」ようになり、生活不活発病がいっそう進んでいくのです。
どんどん進行していくと、疲れやすくなったり、日常生活動作や歩行が難しくなったりして、フレイル(虚弱)が進んでしまいます。また、身体だけでなく心や頭の働きにも影響が及んで、うつ状態や知的活動の低下などにつながることがあります。
フレイルについては過去にお伝えしているので下の記事をご覧ください!
予防に効果的なのは「動くこと」
生活不活発病の意味や原因についてお伝えしました。ここからは、生活不活発病の予防についてお伝えしていきたいと思います!
毎日の生活の中で活発に動くようにしましょう。お家の中でずっと座りっぱなしではなく、近所で歩いたりしてみましょう。日常生活における歩数の目標値は64歳までは8,500歩、65歳以上は6,000歩といわれています。
普段運動習慣のない人や体力や歩行に自信がない方が、いきなり高いレベルの歩数や運動強度を目指すと健康を損なう恐れがあるので、今よりも身体を動かす時間を増やすこと、歩行時には中強度の歩行を意識すること、毎日の習慣として無理なくウォーキングを続けることが大切です。
趣味や日々の楽しみなどを見つけることも生活不活発病の予防となります。生活を楽しみ、社会に参加して生きがいのある充実した生活を送ることで、自然とからだや頭を使っている状態をつくることができます。人生の目的、社会参加を持って動くことが大切なのです。
社会活動についても過去にお伝えしているので下のご覧ください。
生活不活発病チェックリスト
これまで生活不活発病についてお伝えしました。厚生労働省では生活不活発病チェックリストを公開しています。
他にも生活不活発病に気を付けるための予防方法が分かりやすく書いてあるのでぜひご覧下さい♪
厚生労働省生活不活発病ページ ⇒ こちらから
いかがでしたか。今回は、コロナ渦で増加している生活不活発病についてお伝えしました。
まだまだ外出自粛が続きますが、お家の中でも歩いたり軽めの体操などを行い生活不活発病を日頃から予防していきましょう!
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